ときどき教会の仲間で、聖書的映画の鑑賞会をしています。先月は「クォ・ヴァディス(1951年版)」を見ましたが、なかなか良い作品でした(著作権が50年で切れるのか、500円で新品のDVDを売っていた)。
前半の山場は、ローマの町外れの廃墟で持たれるクリスチャンの集会です。なんと司会者が使徒パウロ、説教者が使徒ペテロというすばらしさ。このペテロの伝道メッセージが映画とはいえ、なかなか聞かせます。
後半では、ローマの大火の冤罪で捕らえられたクリスチャンたちが、真犯人であるネロの手により殉教していく場面ですね。身の潔白と天国の希望を、神への賛美として歌いながら召されていく信徒たち。この世の力に対する、永遠なる神の国の勝利が描かれて感動的です。