スノーキャンプはお祈りキャンプになった

3月11~12日の金・土で、恒例のスノーキャンプにでかけました。場所は去年と同じ、群馬県のパルコール嬬恋。

到着して滑りはじめてしばらくすると、急な腰痛で参加をキャンセルしていた川口に住む仲間から、ケータイで連絡が入った。たいへんな地震が起こったということだった。川口や三郷でも相当な揺れだったらしい。嬬恋の山の上ではほとんど揺れはかんじていないし、騒ぎにもなっていない。ゲレンデで地震のことを知っているのは私たちだけのように思えた。これは急いで状況を確認した方がよさそうだ・・・。すでに、携帯電話はつながらなくなっていた。ちょうど折しもゲレンデにアナウンスがあって、強風のため用心のためにリフトやゴンドラを全部止めるとのこと。一滑りしてきた仲間も集まった。先ほどの一報の電話を届けてくれた仲間と、神さまに感謝しつつ、ホテルに急いだ。

部屋に戻ってテレビをつけてみると、下界はたいへんなことになっていた。参加したみんなで一つ部屋に集まって、祈りながら、親しい人たちの安否確認。ケータイはほぼ不通なので、メールやmixi、facebookなどのSNS、あとは意外とこういうときに頼りになることがわかった公衆電話。なんとか参加者の知人はみな無事とわかり、一安心。

夜になってだんだん余震の震源地がこちらに近づいてきたこともあって、ホテルでもいくらか揺れを感じるようになりました。「明日はたして帰れのるかなぁ・・・」祈りながらおのおの夜を過ごしました。

翌日も天気はピカピカながらも、リフトは動きません。午前中すこし雪遊びをしてから早めに帰途につきました。帰り道は・・・大丈夫でした。行楽のドライブに出かける人がいなくなったからでしょう。高速道路はガラガラで、飛ぶようにして三郷に到着してしまいました。教会堂にもほとんど被害がなく、神さまに感謝しました。

祈りの結束が強くなった仲間と、東北の震災のために続けて祈っています。